右がノイシュタッターブラザーズのキャラクターBOSS OF THE ROADの
ブルドッグペーパーマルシェ(西洋の張り子)です。
そして下が、エロッサーハイマン社のCAN'T
BUST'EMブランドのキャラクター鶏です。
1930年代にノイシュタッターブラザーズは、エロッサーハイマン社に、
その所有するブランドと、在庫を売却しました。
それにより、新ブランドとしてスタートしたばかりのCOPPERKINGはも、
BOSS OF THE ROADとともに、CAN'T BUST'EMと同じ会社のものとなったのです。
既にBOSS OF THE ROADとして卸先を確立していたため、
同ブランドは買収後も存続、しかし、ノイシュタッターの所有していた、
STANDARD SHIRTSブランドや、COPPERKINGはは、買収後すぐに
ブランドとしてアイテムを製作した形跡はありません。
ハイマン社は、フリスコジーンズ、そしてCAN'T BUST'EMを筆頭ブランドとして、
差別化する形でBOSS OF THE ROADブランドを展開していたのでしょう。
そして1930年代を経て、第二次世界大戦のはじまる1940年代、
COPPERKINGは再び復活を遂げます。
COPPERKINGはの復活は、キャントバステムブランドの一つのレーベルとしてですが、
戦後最も需要の始まる5ポケットジーンズとしてでした。
ターゲットはアメリカ人のフロンティアスピリッツの象徴「COWBOY」です。
それはまさに、リーバイス501xxやLee101カウボーイを意識して企画されたものだったのです。